『モチモチの木』
- 公開日
- 2017/03/15
- 更新日
- 2017/03/15
3年生のページ
3年生の国語の教科書は,「モチモチの木」が最後の物語文です。
主人公の豆太が病にたおれたおじいさんのために,勇気を振り絞って医者を呼びに行く物語です。
「豆太の気持ちが大きく変わった1文はどこ?」
1 臆病な豆太が勇気を出した,「医者様を呼びに行く」だと思う。
2 臆病な豆太らしくない,外へ飛び出した部分だと思う。
3 「モチモチの木に灯がついた」のを見て,おじいさんのことを心配している気持ちが,やわらいだから,ここで変わった。
と,大きく3つの立場で白熱した授業となりました。
1については,「もしも自分の親が倒れているときに,モチモチの木に灯がついているのを見ただけで,ほっとする?」という,例え話を絡めた主張でたくさんの子が意見を変えました。
2については,「決心して,気持ちが変わってから行動に移ると思います」という主張がありました。
どちらも,説得力がとてもあるよい主張でした。
授業を進める中で,多くの子が自分の意見を何度も変えていきました。
初めに考えたことに固執するのではなく,友達の意見を聞き,考え続ける姿勢。
この1年間での成長を感じる授業となりました。