皆さん、おはようございます。今日は、令和7年度最後日、修了式です。今、1年生から5年生の代表の皆さんに修了証書を渡しました。この証書は、皆さんがこの一年間、勉強や運動、そして学校生活に一生懸命取り組んだという、何よりの証です。
さて、今日という節目に、校長先生は皆さんに一つ聞いてみたいことがあります。この一年間で、皆さんは自分の中に何が貯まったと思いますか? 校長先生は、皆さん一人一人の中に「目に見えない貯金箱」があると思っています。この貯金箱に入れるのは、お金ではありません。毎日の生活の中で積み重ねてきた「小さな努力」や「心の優しさ」という宝物です。
例えば、「昨日よりも漢字が丁寧に書けた」「計算カードが速く言えるようになった」。そんな時、皆さんの貯金箱には「努力」というコインが入ります。「友達に『大丈夫?』と声をかけた」「黙ってお掃除を頑張った」、そんな時にも、キラキラと輝く「心のコイン」が貯まっていくのです。
時には、なかなか成果が出なくて、貯金箱が空っぽのように感じて、投げ出したくなったこともあったでしょう。でも、安心してください。校長先生や担任の先生たちは皆さんが、目立たないところでもコツコツと、毎日欠かさずコインを入れ続けてきたことを知っています。
今日、修了式を迎えた皆さんの貯金箱は、一年前とは比べものにならないほど、ずっしりと重くなっています。その中身は、誰にも盗むことができない、皆さんだけの「自信」という名の宝物です。
明日から春休みが始まります。春休みは、この一年間でためた自分の貯金箱を、ゆっくりと眺めてみる時間にしてほしいと思います。
「自分はこんなにたくさんのことができるようになったんだな」「こんなに優しいことができたんだな」と、自分自身の頑張りを心から褒めてあげてください。自分を褒めることは、次の学年へ進むための、大きな力になります。
4月からは、また新しい学年での「貯金」が始まります。皆さんが、新しい貯金箱を持って、さらに多くの宝物を積み重ねていく姿を楽しみにしています。皆さんの心が、これからも自信と希望で満たされることを心から願っています。これで、校長先生のお話を終わります。