3学期始業式を体育館で行いました。学校長からは、3学期は1年のまとめと次の学年の準備をする期間であること、干支にちなんで、しなやかに成長できる一年にしていこうという話がありました。
みんなで校歌を歌って、気持ちをあらたにしました。
みなさん、新年あけましておめでとうございます。新しい年、2025年がスタートしました。この冬休みはどうすごしましたか? 楽しく元気に過ごすことができましたか? 校長先生は、みなさんと一緒に3学期の始業式を迎えることができたことをうれしく思います。
今日から3学期が始まりました。3学期というとどちらかというと短い期間になりますが、重要な意味がある学期になります。それは、1年のまとめの学期であると同時に、次の学年の0学期だからです。4月からは皆さんは今の学年から一つ学年があがることになります。この3学期はその準備をするとても大切な時間になります。仲間といっしょにがんばりましょうね。
さて、みなさんは今年はなにどしか知っていますか? 干支というのですが、今年はへび年です。へびというと、なにか不気味な怖いイメージをもつ人もいると思いますが、日本では、古くから身近な生き物として神話や民話に登場し、神聖な生き物として扱われてきました。中国やインドなどでもそうなんです。どうして神聖な生き物なのかは、へにびは、「再生」、「成長」というポジティブなイメージもあるのです。
実際にへびをイメージしてください。へびは、「脱皮」をしますよね。へびは、自分自身の皮を脱いで成長していく生き物です。この「脱皮」ということが、「再生」「成長」へのイメージになるそうです。「一皮むける」という言葉をありますが、私たちも、新しい経験や学ぶことを通して、へびのように「脱皮」し自分を成長させることができるのです。ときには失敗や困難を経験することもあるでしょうが、それらを新しい挑戦の機会として、自分自身を再生させ、さらに一歩前に進めていきましょう。
また、へびはゆっくりと、曲線を描きながら動きます。そんな姿から、しなやかに変化する環境に柔軟に対応する力を象徴しています。私たち自身も、物事をしなやかに乗りこえていけるよう頑張っていきたいものです。
今年度のまとめの3学期です。しばらく寒い日が続きますが、みなさん一人一人が充実した日々になるように願っています。しなやかに、成長できる年にしていきましょう。
これで校長先生の話を終わります。