今日、1月20日は二十四節気の中では、大寒にあたる日です。暦の上では、一年の中でもっとも寒い時期なのですが、今朝は比較的暖かい朝でした。今週の本校の教育活動計画をお知らせします。
■20日(月) 朝会
運動週間
■21日(火) 朝読み聞かせ(1〜3年)
大繩集会(1・6年)
クラブ
■22日(水) 読み聞かせ(なかよしタイム)
大繩集会(2・5年・ひまわり)
■23日(木) 朝読み聞かせ(4〜6年)
大繩集会
■24日(金) 短縄集会
ONE DAY 大中
※今日の朝会
みなさん、おはようございます。今日は、校長先生からは防災について話をしたいと思います。先週の木曜日、避難訓練がありました。校長先生は、出張でいませんでしたが、みんなで助け合ってすばやく避難をし、消防署の人にほめられたということを聞きました。とてもすばらしいことですね。日頃のみなさんの防災に関する意識が高いんだろうなって思いました。
さて、避難訓練があった翌日の金曜日、1月17日は、今から30年前の1995年、阪神淡路大震災があった日です。この地震は、マグニチュード7.3の直下型の地震で、最大震度は史上初めて7を記録し、大きなビルも倒れました。この地震は、朝早く、5時46分に起きたので、多くの人がまだ寝ていて、6432人の方がなくなりました。建物が崩れて亡くなった人が多かったそうです。校長先生は、その年から2年後の1997年から2年間、神戸市の近くに住んでいた時期があります。その当時は地震による大きな火災があった長田地区は、大きな更地になっていたり、まだ大きな公園には仮設住宅という家が立っていたりしました。地震の話もいろいろ聞きました。
もし、タイムマシンがあって、阪神淡路大震災が起きる前の1995年1月17日午前5時46分の前に戻ることができたら、亡くなった人を死なせないためにどんなことができるでしょうか。それは、「命を守る準備、備えをすること」です。具体的には、地震がおきたときに、身を守れるようにすること。そして、地震から守れる環境をつくること。阪神淡路大震災が起きた30年前は、関西地方には、大きな地震がないという都市伝説のようなものがありました。しかし、実際に関西で、断層がゆれ、大都市のビルが崩れるぐらいの大きな地震が起きました。街が燃えました。
阪神淡路大震災の後、日本は、その後も大きな地震が続いており、2011年の東日本大震災、熊本地震、最近の能登半島地震などがあり、震度6以上の大きな揺れは、東日本大震災から、実は、33回もあるのです。私たちは、いつどこで地震が起きてもおかしくないところに住んでいます。そして、今の科学では、地震予知はできません。
防災でもっとも大切なことは、命を守る準備をすることです。地震が起こたときのことをイメージし、自分の命を守るための準備を徹底することです。自分の命を守るための備えをしていきましょう。これで校長先生の話を終わります。