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学校日記

清掃活動で育む奉仕の心

公開日
2025/05/28
更新日
2025/05/28

校長日記

 日本人には当たり前になっている学校での清掃活動ですが、実は世界的にみると日本のように子どもたちに掃除をさせる国は少数派だそうです。それは、ほとんどの国にとって、清掃は「作業」であり、学習ではないためです。

 上の写真は、今日の一年生の掃除の時間の様子です。入学して2か月あまりたった今、一年生の子どもたちは、自分たちだけで、力を合わせてきれいにすることができるようになりました。小さな体で一生懸命床を磨いたり、机を整頓したりする姿は喜ばしいものです。日本では、自分たちが使う場所は自分たちできれいにするという考え方が根付いています。掃除を通して、協調性や責任感、感謝の心、勤労奉仕の精神を、磨いているわけです。

 下の写真は高学年のプール掃除の様子です。子どもたちは、6月からはじまるプールをみんなで使えるようにするために、力を合わせて汚れを落とし、きれいにしてくれました。このような活動を通して、子どもたちは他者を思いやり、協力してよりよい環境にしていくことの大切さを学んでいます。社会の一員としての自覚を深め、豊かな心が育っていくと思います。ご家庭でも子どもたちのがんばりをほめてやってください。