『納得解』
- 公開日
- 2016/12/19
- 更新日
- 2016/12/19
3年生のページ
算数の計算問題のような確かな解を「絶対解」。
国語の読解のような確かな答えはないが,全員が納得できる解を「納得解」。
3年2組では,このように呼んでいます。
国語の授業では,全員が「納得解」に向かって白熱した話し合いができるようになってきました。
上の写真は,物語の4場面はどこから始まるのか,話し合った授業の様子です。
・ 1回目の授業では,12段落〜18段落に多くの人が集まりました。これまでは,何となくで多い意見に流れることが多くありました。(写真・上)
・ 2回目の授業で,12段落〜19段落に数人移りました。多いものにまかれず,自分の意見を再考した姿が立派でした。(写真・中)
・ 3回目の授業では,12段落〜19段落に大部分の子が移りました。「そもそも,場面が変わるということは,話が変わっている。」その言葉をきっかけに,「ところで」という言葉を理由にして多くの子が考えを変えたのでした。(写真・下)
納得いくまで話し合う。
簡単に結論を決めつけない。
考え続ける姿を嬉しく思います。