皆さん、おはようございます。いよいよ秋も深まってきましたね。最近は良い天気が続いています。
さて、今、大口南小学校では「校内もみじ読書週間」が開催されています。朝、みなさんの教室をのぞいてみると、本を真剣に読んでいる姿をみて、とてもうれしい気持ちになります。皆さんは、この読書週間中にどんな本を手に取りましたか? あるいは、ずっと読みたかった本を読み始めていますか?
本を読むということは、魔法の扉を開けるようなものです。なぜなら一冊の本を開くと、新しい世界へと旅立つことができるのです。
本は、私たちの想像力を無限に広げてくれるツールです。物語を読み進めるうちに、皆さんの頭の中には、登場人物の表情や、物語の舞台となる美しい景色、聞こえてくる音や匂いまで、鮮やかに浮かび上がってくることでしょう。
例えば、遠く離れた宇宙の果てまでも、また、タイムマシンのように時間を超えて、昔の世界、そして未来の世界まで連れていってくれます。そして、主人公の喜びや悲しみを分かち合ったりすることもできます。そして、その一つ一つのイメージが、皆さんの心の中に新しい世界を創り上げていくのです。もしかしたら、「本を読むのは少し苦手だな」「どんな本を読んだらいいか分からない」と感じている人もいるかもしれませんね。そんな時は、何も難しい本を選ばなくても大丈夫です。まずは、絵がたくさん載っている絵本や、写真がいっぱいの図鑑、あるいは、短いお話がいくつも集められている本から始めてみるのはどうでしょう?
短時間で読み終えられる本や、自分が興味を持っているテーマの本から読み始めてみてください。きっと、あっという間にお気に入りの一冊が見つかるはずです。
このもみじ読書週間は、今週の20日まで続きます。この特別な機会に、ぜひ一冊でも多くの本と出会い、その本が持つ素晴らしい世界を体験してください。きっと、皆さんの心にたくさんの知識と感動という宝物を増やしてくれることでしょう。これで校長先生の話を終わります。