みなさん、おはようございます。今の時期は、空の青と、校庭の木々の緑がとてもきれいな季節ですね。
さて、先週から「わかば読書週間」が始まっていますが、みなさんは本をたくさん読んでいますか? 校長先生は、本は「どこでもドア」や「魔法のじゅうたん」のようなものだと思っています。なぜなら、1冊の本を開くだけで、私たちはどこにでも行くことができるからです。恐竜が歩き回る時代へタイムスリップしたり、宝物を見つける冒険にでかけたり、遠い宇宙の星々を旅したり・・・。図鑑を開けば見たこともない昆虫や深い海の生き物たちに出会うことができます。実際に本を読むとこんないいことがあります。
1つ目は、心が豊かになることです。物語の主人公と一緒にドキドキしたり、悲しい気持ちになったり、大笑いしたり・・・。たくさんの気持ちに触れることで、人の気持ちを思いやる優しい心や、困難に負けない強い心が育ちます。
2つ目は、新しいことをたくさん知ることができることです。「へえ、そうなんだ」「すごい」と驚くような発見がたくさんあります。世界のこと、歴史のこと、科学のこと、知らなかった言葉の意味・・・。新しいことを知ることは、ワクワクしますよね。皆さんの「知りたい」という気持ちを本は応援してくれます。
3つ目は、想像する力がぐーんと伸びることです。「このお話の続きはどうなるんだろう?」「もし自分だったらどうするのかな?」と考えることで、みなさんの頭の中には、自由は発想や豊かなアイデアが生まれてきます。
そして、そんな素敵な本がたくさん集まっている場所が、私たちの学校の図書館です。図書館は、いわば「知識と物語の宝箱」。たくさんの本が、みなさんと出会えるのを待っています。この「わかば読書週間」をきっかけに、ぜひ図書館へ足を運んでみてください。そして、たくさんの本と出会い、お気に入りの一冊を見つけてください。短い時間でも構いません。毎日少しずつでも、本を開く習慣をつけましょう。