【最上級生】
- 公開日
- 2025/03/04
- 更新日
- 2025/03/04
3年生
+5
本日の最上級生!
大中に日本一のボディビルダー降臨!!
本日、卒業記念講演がありました。講師は、昨年行われた日本で最も権威のあるボディビル大会。「第70回 日本男子ボディビル選手権大会」で優勝したジュラシック木澤こと木澤大祐選手でした。引退を決意して臨んだ最後の大会でやっとつかんだ優勝という栄光(もちろん、過去にはさまざまな大会で優勝をしているし、上記にある最高峰の大会で20年連続ファイナリスト入りという前人未到の記録を作りボディビル界ではレジェンド中のレジェンド的存在です)。
木澤選手が栄光を掴むまでにかかった時間は19年間。木澤選手を思い浮かべるときトレーニングに向き合う姿勢や、戦歴から「耐える」という言葉がピッタリ当てはまります。木澤選手が信条としている「IRON NERVE (アイアンナーブ)=不屈の精神」はまさにその「耐える」ことと繋がるのです。この「耐える」というテーマが義務教育を終え、自分で選んだ道を自分の足で歩き進んでいく卒業生に向けて先生がどうしてもみんなに伝えたかったテーマだったのです。新しい環境で新しいスタートと言えば聞こえはいいと思います。まさに希望が溢れているイメージです。もちろん、そういう一面もあるけれど、そればかりではないと思うのです。もしかしたら新しい環境に上手くフィットできないかもしれない。もっと、先の話をすると追いかけていた夢が破れたり、思い描いていた理想が砕けたり…そんな挫折の瞬間もきっと来るはずです。そんなときに「耐えて」欲しいのです。「絶景は暗闇の先にあります」もしかしたらあと一歩、あと一ミリのところまで来ているかもしれません。心や体が壊れてまで耐えろとは言いませんが、ある程度の理想を叶えるときにはそれに見合う努力が必要になると思います。これからの人生長い暗闇が訪れたときにあと一歩、あと一ミリ耐えてください。きっとその先に絶景が待っているはずです。
さて、講演会自体はセッショントークのカタチで行われました。前半はボディビルやそれに関することについて。後半は木澤選手の日めくりカレンダーにある魂の言葉についての由来。最後は生徒からの質問コーナーでした。質問コーナーでは、時間がなくて全員にあてられないくらい手が挙がっていました。最後に代表生徒からお礼の言葉と花束贈呈で終わり…と思いきや全校生徒からの「ジュラシック」コールで短パン・タンクトップ姿の木澤選手が再登場。ポーズをとる度に全校生徒から歓声が上がっていました。その後は、全校生徒と記念撮影をして、そのまま生徒たちの間をポーズを決めながら歩いてくれました。これまで見たことのない大きさの筋肉のサイズに歩く度に歓声が上がります。最後は、全校生徒が退場する出口に立ち、全校生徒700人全員を見送ってくれました。その際に二頭筋にタッチしたり、腹筋にタッチしたり、大胸筋、大腿四頭筋…とタッチした生徒からは驚きとともにまたまた歓声が上がります。なかにはハグをしてもらった生徒もいました。1時間という短い時間でしたとても充実した1時間になりました。
木澤選手、本日は生憎の雨で足元が悪い中大口中学校までご来校ありがとうございました。木澤選手から頂いた言葉はもちろんですが、その見た目も生徒たちの目と心に焼き付いたと思います。本当にありがとうございました!!
いつだってIRON NERVE (アイアンナーブ)=不屈の精神を心に!大中最上級生!!