学校日記

【広島派遣・2年生】

公開日
2023/08/06
更新日
2023/08/06

2年生

 無事に大口町に帰ってくることができました。全員元気一杯です。
 情報が溢れる昨今、原爆についてもネットを介せばほとんどの情報が入手できます。では、何故わざわざ広島に向かわなければならないのか?広島(現地)でしか感じられないことやわかることとは何なのか?私達は、それらを探しに、また、それらを学びに広島に向かいました。一泊二日とわずかな時間でしたがとても濃密な時間を過ごすことができました。私達が学んだことをこれからしっかりまとめて自分達の言葉で全校生徒のみなさんに伝えたいと思います。
 本日行われた平和祈念式でこども代表として選出された2人の言葉。「私たちにもできることがあります。自分の思いを伝える前に、相手の気持ちを考えること。友達のよいところを見つけること。みんなの笑顔のために自分の力を使うこと。」この相手や友達というのは年齢や立場によって変わってくるのでしょう。中学生のみなさんは学級や学校の仲間のことを指すのでしょう。年齢を重ねるにつれて、それはいつしか世界の国だったり人だったりするのかも知れません。そして、それは昨日、被曝体験講和の中にあった「世界を視野に入れた考えをもって欲しい」に偶然にも重なります。大中生の代表8人はしっかりとそのバトンを受け取り、全校生徒に引き継ぎます。
 最後になりましたが、休日にもかかわらず、昨日の早朝から本日のお出迎えまで本当にありがとうございました。また、生徒の分まで派遣団団長として、今回の広島派遣に関わっていただいた全ての関係者の皆様に感謝申し上げます。