学校日記

【結学年】

公開日
2024/11/12
更新日
2024/11/12

1年生

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 合唱コンクール。夏休み前に行った曲決めから始まり、いよいよ本番を迎えた今日。朝から1年生のフロアにはきれいな歌声が響いていました。そして、その歌声と共に聞こえてくる指揮者、伴奏者、パートリーダーの声。「もっと大きく!」「もっと口を開けて!」「みんなで揃えて!」 はじめは、なかなか歌詞が覚えられなかったり、音程が取れなかったりして上手く歌えないこともありました。けれども、今日の合唱コンクールでは、どのクラスもそれぞれの曲に自分たちの思いを載せ、世界に一つの合唱を披露してくれました。

 6組。賞を逃し続けてきた悔しさを胸に臨んだ合唱コンクール。発表順1番という壁も乗り越え、学年で唯一、正真正銘クラス全員で立派に歌い切りました。
 5組。「勝ちよりも価値」 日々の練習で細かく目標を設定しながら、自分たちの合唱に価値を追求し続け、自信に満ちた合唱を披露しました。
 7組。日々教室から溢れるパワフルさ。そのパワーを全て注いだ合唱は、声量、強弱はもちろん、歌詞に合わせた活気のある表情で他を圧倒しました。
 3組。給食準備No.1の実力は合唱でも同じ。練習に向けた素早い行動はもちろん、一つ一つの歌詞の歌い方にまでこだわった、3組だからこそできる合唱でした。
 4組。指揮者を中心に、毎日無駄のない練習を続けてきました。自分たちの合唱を振り返り、強さを極め、弱さを克服してきたからこそ、「明日へ」自信をもって踏み出すことができる合唱になりました。
 2組。学級の色が曲調と抜群にマッチ。テンポの良いリズムと共にキレのある歌声を響かせ、会場の雰囲気を見事にキャッチしました。
 1組。どこよりも早く始めた朝練。練習量は学年ダントツ。発表順7番にして曲の最後にこだわり続けてきた合唱で、最後の最後にホール全体を飲み込みました。
 
 そして、学年合唱。朝のST前や給食を食べ終わった数分など、限られた時間の中で練習を重ねてきました。「夢の世界を」 短い曲だからこそ、『このクレッシェンドに懸けたい』、『ここで「結学年」を魅せたい』。指揮者の思いは常にぶれずに一貫していました。練習ではなかなかそれが実現できず、とても苦労しましたね。そんな不安も募る中、迎えた今日の学年合唱。最初で最後の、わずか2分にも及ばない一発勝負……。
 
 本当に夢かと思うほどの美しい合唱が、ホールの外にまで響き渡りました。ソプラノ、アルト、男子、一人一人の歌声が1つに結ばれた綺麗な合唱は、誰もが認める結学年史上1番の、最高の合唱。まさに、みんなから「夢の世界を」プレゼントしてもらいました。その瞬間はもちろん、思い出すだけで今でも幸せな気持ちでいっぱいになります。こんなに素敵な合唱を本当にありがとう! そして、夢の世界の続きを、これからもたくさん見せてくださいね。

 校長先生から「宝石の原石」だと期待を込められているみんな。今回の合唱コンクールを終えてずいぶん磨きがかかったのではないでしょうか。来年、再来年の今ごろ、そして卒業するとき、みんなはどんな宝石になっているでしょうか。今日のみんなの姿を見て、夢かと疑ってしまった自分(先生)は、きっと大恥をかくことになるのだと思います。

 最後に。今日は、結学年がぐんと加速する1日を創ってくれてありがとう。これを読んでくれているあなたのおかげです。
 さあ、また明日から、夢の世界を一緒に掴みに行こう。友達と、先生たちと一緒に磨き合おう。みんなの力で、『結学年』を高めよう。また明日!!