本日の最上級生。６時間目の合唱練習の様子です。今日も２クラス合同で「河口」の練習でした。このカタチでの練習は３回目になります。練習の中盤からは同じパート同士やソプラノとアルト。テノールとバス同士でお互いに声をかけあって合わせて合唱する様子も見られました。２組と4組についてはラスト15分間、音楽室で2クラス合同の合唱練習をしました。伴奏はあったものの指揮者がいなかったのでサビ前までは恐る恐る歌い出していたのが伝わってきてまだこの段階かなとややヒヤッとしましたがサビに近づくにつれて音量も大きくなり自信をもって歌っているのが伝わってきました。「フィナーレを」の繰り返しの部分では卒業式までしっかり練習をすれば体育館の空気を震わすような合唱になる予感がしました。ここから練習を積み重ねて卒業式では威風堂々と歌い上げましょう。

　明日は建国記念の日で祝日になります。正直な話をすると１，２年生の頃は「祝日だ！ラッキー！」と嬉しかったものです。けれど、この時期は「みんなと一緒に過ごす時間が1日減ってしまう…」そんな気持ちで一杯です。みんなはどうですか？先生はこれまで何度も何度も卒業生を送り出してきました。その度に「もっともっとしてあげたいことが一杯あったのに。何もしてやれないままだ。もっと1日1日を大切に過ごせばよかった」と後悔します。何度も送り出しているはずの先生でもそうなります。これが初めて（中学校の卒業）のみんなは多くの生徒が心残りをすると思います。だから、1日1日をもっと大切に過ごしましょう…というつもりはありません。後悔を残せばいいという意味でもありません。そういう経験や後悔があるから新しいステージではそうならないように生活しようとよりよくなるための糧にできると思うのです。先生自身もその瞬間はその年に送り出した生徒に全力を注ぎました。その3年後の生徒には3年前にできなかったことも含めて送り出しました。その３年後の生徒には…そうやってできなかったことや、やりきれなかったことをプラスに変えていくのが成長だと思うのです。先生もそうやって今でも成長しています。フルスロットル学年のみんなにできなかったことを次に出会う生徒に伝えていきます。みんなもフルスロットル学年での心残りをプラスに変えて新しい場所で輝いてくださいね。