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学校日記

みんなの『今』を幸せにする学校づくり 
~児童と教職員が、笑顔で「明日も学校へ行きたい・行こう」と思える学校~

校長日記

  • 自分の命は自分で守る

    公開日
    2025/05/29
    更新日
    2025/05/29

    校長日記

     本日、江南警察署の交通課の方をお招きし、1・2年生を対象とした交通安全教室を行いました。交通安全に気を付けるために大切なポイントを教えていただきました。

     1年生は主に歩行時の交通ルールについて学びました。信号の見方や横断歩道のわたり方、道路を歩く際に気を付けることなど、具体的な場面を想定しながら、丁寧に教えていただきました。特に、道路を飛び出したり、遊びながら歩いたりすることの危険性を、分かりやすい言葉で教えていただきました。

     2年生は、歩行時のルールに加え、自転車の安全な乗り方について学びました。自転車に乗る前の点検、ヘルメットの重要性、道路のどこを走るべきか、一時停止や安全確認の徹底などを教えていただきました。

     今回の交通安全教室を通して、子どもたちは「自分の命は自分で守る」という大切なことを改めて学ぶことができました。ご家庭でもお子様と交通安全について、話し合う機会をもっていただければ幸いです。

  • 「他者の靴を履く」 ~相手の立場に立って想像する・理解する~ 

    公開日
    2025/05/29
    更新日
    2025/05/29

    校長日記

     学校はすべての子どもたちが安心して、笑顔で学校生活を送れる環境を作るのが最も大切な使命の一つです。しかし、人間関係のトラブルは必ずどこかで起こることであり、残念ながらいじめや不登校の問題は、喫緊の課題であり続けています。

     「他者の靴を履く」という言葉がイギリスのことわざであります。これは、文字通り他人の靴を履いてみることではなく、「相手の立場や状況、感情をあたかも自分自身のことのように深く理解しようと努める」という比喩表現です。一見シンプルな言葉ですが、その背景には、人間理解の核心に迫る、非常に重く、そして深い意味が込められているように思います。

     児童理解はすべての教育活動のベースですが、子どもたちを理解する際、表面的な理由を問う前に、その子が今、どんな靴を履いて、どんな道を歩いているのか、私たちは想像力を最大限に働かせる必要があります。その子の靴は、もしかしたらサイズが合わずに足を痛めているかもしれません。ガラスの破片が散らばる道をとぼとぼと歩いているかもしれません。

     「他者の靴を履く」ということは、決して簡単なことではありませんが、時には自分の価値観という靴を脱いで、「理解しようと努めること」「相手の立場に立って想像してみること」、その真摯な姿勢こそが、子どもたちとの信頼関係を築き、問題解決の一歩になるのではないでしょうか。

     教員は、子どもたちにとって最も身近な大人であり、小さな変化やサインに気づくことができる存在です。だからこそ、日々の関わりの中で、その子の「靴」を履いてみるくらいの気持ちで寄り添い、共に解決の道を探っていく、そのような姿勢をもてる存在でありたいと思います。

  • 清掃活動で育む奉仕の心

    公開日
    2025/05/28
    更新日
    2025/05/28

    校長日記

     日本人には当たり前になっている学校での清掃活動ですが、実は世界的にみると日本のように子どもたちに掃除をさせる国は少数派だそうです。それは、ほとんどの国にとって、清掃は「作業」であり、学習ではないためです。

     上の写真は、今日の一年生の掃除の時間の様子です。入学して2か月あまりたった今、一年生の子どもたちは、自分たちだけで、力を合わせてきれいにすることができるようになりました。小さな体で一生懸命床を磨いたり、机を整頓したりする姿は喜ばしいものです。日本では、自分たちが使う場所は自分たちできれいにするという考え方が根付いています。掃除を通して、協調性や責任感、感謝の心、勤労奉仕の精神を、磨いているわけです。

     下の写真は高学年のプール掃除の様子です。子どもたちは、6月からはじまるプールをみんなで使えるようにするために、力を合わせて汚れを落とし、きれいにしてくれました。このような活動を通して、子どもたちは他者を思いやり、協力してよりよい環境にしていくことの大切さを学んでいます。社会の一員としての自覚を深め、豊かな心が育っていくと思います。ご家庭でも子どもたちのがんばりをほめてやってください。

  • 走る喜びとチームの絆

    公開日
    2025/05/27
    更新日
    2025/05/27

    校長日記

     本校では、今年度も全教員が年間一人一回、授業力向上を目指して、研究授業に取り組んでいます。今日は4年生の体育科において、研究授業が行われました。今回の研究授業では、「スピードを保ってバトンパスをするには」というめあてで、技能を習得するだけでなく、チームワークや協力の大切さを学び、学びを深めることを目指しました。

     子どもたちの主体的な学びを重視し、バトンパスの方法については、子どもたちが話し合い、試行錯誤しながらよりよい方法を見つけ出す場面や、タイムを縮めるために声を掛け合ったり、作戦を立てたりする活動が盛り込まこまれていました。

     実際の授業では、子どもたちは、チームの中で自分の役割を意識し、仲間と協力し合いながら、目標達成に向けて一生懸命に取り組む姿が見られました。

  • 本の力で広がる豊かな心

    公開日
    2025/05/27
    更新日
    2025/05/27

    校長日記

     今朝は、1~3年生の子どもたちを対象に、読み聞かせボランティア「おはなしポケット」さんによる読み聞かせが行われました。本が開かれると同時に、物語の世界へと引き込まれていきます。

     子どもたちは、本に親しむことで、登場人物の喜びや悲しみ、勇気や優しさといったさまざまな感情に触れ、まるで自分がその物語の中にいるような疑似体験ができます。本を通して、多様な価値観や考え方に気づき、共感する心を育んでいます。

     「おはなしポケット」さんの優しい語り口は、子どもたちの想像力をかきたて、物語の世界をより鮮やかに彩ります。いつも子どもたちにすてきな時間を届けてくださいましてありがとうございます。


  • 第1弾 プール清掃でピカピカに

    公開日
    2025/05/26
    更新日
    2025/05/26

    校長日記

     今日は、4年生のみなさんが、主にプールの外回りの清掃を一生懸命に行ってくれました。これから使用するプールサイドの落ち葉や側溝にたまった砂、トイレ、手洗い場などを丁寧に掃除をしてくれ、とてもきれいになりました。本当にありがとう。

     プールの中については、今週の水曜日に、5,6年生で清掃を行う予定です。みんなでプールの中の汚れをとって磨き、水泳の授業ができるように準備をしていきます。

  • 今週の予定

    公開日
    2025/05/26
    更新日
    2025/05/26

    校長日記

    今朝はとても涼しく、さわやかな気候になりました。5月も最後の週になりました。寒暖の差が大きい時期ですが、体調管理に気を付けていきたいと思います。

    今週の本校の教育活動計画をお知らせします。


    ■26日(月) 朝会

          給食週間(~30日)

          プール清掃(4年生)

    ■27日(火) 朝読み聞かせ(1~3年)

    ■28日(水) 読み聞かせ(なかよしタイム)

          水道授業(4年生)

          プール清掃(5,6年生)

    ■29日(木) 朝読み聞かせ(4~6年生)

          交通安全教室(1,2年生)

          広域ネットワーク活用訓練

    ■30日(金) プール清掃予備日

    ■31日(土) 土曜学級

          情報モラル講演会

          引き渡し訓練

  • みんなで創る体育~バトンパスの極意をさぐる~

    公開日
    2025/05/23
    更新日
    2025/05/23

    校長日記

     4年生の体育科では、今、リレーの学習の取り組んでいます。「みんなで創る体育」を合言葉に、子どもたちが主体的に速くバトンパスをするための方法を考え、実践をしています。

     「もっとスムーズにバトンパスをするにはどうしたらよいだろう?」「タイムを速くするには?」

     より速いバトンパスを目指し、子どもたちはチームごとにミーティングを開いていました。手の向き、走り出すタイミングなど、様々なアイディアが飛び交い、活発な話し合いがなされていました。自分たちで、考え、工夫することで、より効果的な方法を見つけ出そうと真剣に取り組む姿が見られました。

     チームで協力して一つの目標に向かう経験は、技術の向上だけでなく、子どもたちの協調性を育むうえで、かげなえのない学びになっています。


  • タブレットで広がる学び

    公開日
    2025/05/22
    更新日
    2025/05/22

    校長日記

     GIGAスクール構想による一人一台のタブレット端末の導入から数年が経ちました。今現在は、タブレット端末を活用した授業が日常的に行われています。

     今日の6年生の社会科の学習では、平安時代の学習として、大和絵を通して、当時の貴族のくらしを探究していました。子どもたちは、タブレット端末を使って大和絵を鑑賞し、そこに描かれた人々の様子から、当時の文化を読み取っていました。また、グループ活動だけでなく、ロイロノートというアプリを使って、意見の共有を図っていました。

     タブレット端末は、情報収集のツールとしてだけでなく、子どもたちの思考を可視化し、学びを共有し、深めるための重要なツールとして、活用されています。

  • プールに宿る小さな命との出会い

    公開日
    2025/05/21
    更新日
    2025/05/21

    校長日記

     小学校のプールは、夏の間、子どもたちの歓声と笑顔があふれる場所です。しかし、その水を抜く前のプールには、様々な水生生物たちが生息しています。今日は、2年生の子どもたちが、プール清掃をする前に、プールにいるヤゴをはじめとする水生生物を救い出す活動をしました。

     子どもたちは、網を手にプールを探し回り、生き物をみつけるたびに歓声をあげていました。特に人気だったのがヤゴです。ふだん、図鑑や映像でしかみることができないヤゴを目の前にし、その形や動きをじっくり観察する子どもたちの目は、驚きと発見に満ちていました。

     このように、実際に生き物に触れる体験は、子どもたちの学びを深める上で重要な役割を果たし、豊かな知識、観察力、そして生命を大切にする心を育む機会になったことだと思います。

  • モノとの対話、人との対話

    公開日
    2025/05/20
    更新日
    2025/05/20

    校長日記

     4年生の図画工作科の様子です。「コロコロガーレ」という工作に取り組んでいます。立体的な迷路を作りながら、子どもたちはビー玉がどんな道を通ったら面白いのか、どうしたら、もっと変化のある通り方をするのかを試行錯誤しながらつくっています。モノと対話しているそのまなざしは真剣そのものです。

     そして、何より素敵だったのは、自然にあちこちで生まれてくる子どもたちの友達との対話でした。「ここをこうしてみたらどうかな?」「この迷路をつなげてみよう」と、それぞれのアイディアを出し合い、教え合い、協力しながら、どんどん作品が進化していくのです。

     子どもたちが自分たちの「面白い」を追求していくことで、自然にコミュニケーションが生まれてくる姿をみていると、子どもたちの自ら進んで取り組もうとする主体性を引き出すことの大切さを実感させられます。

  • 一人一人の声に耳を傾けて 教育相談週間はじまる

    公開日
    2025/05/19
    更新日
    2025/05/19

    校長日記

    今日から教育相談の時間が始まりました。一週間をかけて、朝の健康観察後の時間、学級担任が、子どもたち一人一人と話をし、学校生活や学習、友達同士の人間関係や通学班のことなどを聞き取る時間を設けています。この時間が、子どもたちの成長に寄り添う伴走者として、悩んでいることに共感し、未来への一歩をそっと背中を押すための時間になればと思います。

  • 今週の予定

    公開日
    2025/05/19
    更新日
    2025/05/19

    校長日記

    本校では、毎日、地域の安全ボランティアの方に子どもたちの安全な登下校を見守っていいただいています。雨の日も風の日も通学路の要所や交差点に立って、子どもたち一人一人に、「おはようございます」「いってらっしゃい」と声をかけていただいています。

    今日も地域の皆様に支えられて、スタートしました。本校の今週の予定をお知らせします。


    ■19日(月) にこにこタイム(~23日) 特別日課

    ■20日(火) 聴力検査(3・5年生)

    ■21日(水) 耳鼻科検診(2・5年生)

    ■22日(木) 月曜日課

    ■23日(金) 5年出前授業(大口町のまちづくり)


           

       

  • ふるさと大口の歴史を学び、未来へつなぐ

    公開日
    2025/05/16
    更新日
    2025/05/16

    校長日記

     本日も歴史民俗資料館の先生をお招きし、100年前から今日に至るまでの大口の歴史について貴重なお話を伺いました。初代大口町長の社本悦郎氏をはじめとする地域の先人たちが、郷土の発展に尽力されたことを学びました。ふるさと大口の礎を築かれた魂の軌跡は、子どもたちの心に深く刻まれたことでしょう。

     今年は昭和で数えると100年目という特別な年でもあります。郷土の歴史を学ぶことで、子どもたちは自らのルーツである大口町の歴史に触れ、「大口っていいな」「大好きだな」というふるさとへの愛着と誇りを深めたと思います。今後も地域と連携し、豊かな学びを推進していきます。

  • もしものときに備えて

    公開日
    2025/05/15
    更新日
    2025/05/15

    校長日記

     子どもたちが下校したあと、丹羽消防署より3名の講師の方にお越しいただき、教職員を対象とした救急法講習会を実施しました。まじかに迫ったプール指導の時期に備え、万が一の事態に対応できるよう、胸骨圧迫などの心肺蘇生法など実践的な訓練に取り組みました。

     具体的な対応の仕方を学び、緊急時における迅速な対応の重要性を改めて認識しました。ご多忙な中、貴重なご指導、ありがとうございました。

     

     

  • 今年度最初の授業研究会

    公開日
    2025/05/15
    更新日
    2025/05/15

    校長日記

     5年生の国語科で、今年度最初の授業研究会がありました。子どもたちは目を輝かせながら、一生懸命に課題に取り組んでいました。一人一人が自分の考えをもち、それを友達に伝えたり、意見交換をする中で、新しい発見や気づきが生まれている様子は、すばらしいものでした。

     私たちは、互いの授業を見合い、みんなで力を合わせて、もっとよい授業を目指しています。そのために、一年間に一人一回は指導案を作って、互いの授業を見合い、そのあとで、「どうすれば子どもたちがもっと楽しく学べるか」「どうすればもっと深く考えられるか」について校内で話し合う研修を続けています。このような授業研究のシステムは、日本の学校教育のすばらしい文化だと言われています。

     今年の本校の研究テーマは、「対話のある授業」「主体的に学習に取り組む児童の育成」です。今日の授業での子どもたちの学び合う姿は、まさにこのテーマを形にするものでした。これからも「学びことって楽しい」と心から感じられるような授業づくりに向けて、日々の授業の質を高めていきます。

  • 今週の予定

    公開日
    2025/05/12
    更新日
    2025/05/12

    校長日記

    新年度が始まってはや1ヶ月以上が過ぎました。5月も半ばに入り、そろそろ新年度の疲れもでてくるころかもしれません。しかし、子どもたちは、新しい環境にも慣れ、それぞれの目標に向かって頑張っています。

    今週の本校の予定をお知らせいます。


    ■12日(月) 朝会

    ■13日(火) クラブ

          3年まち探検

          体力テスト(5・6年)

    ■14日(水) 耳鼻科検診(3・4年

    ■15日(木) 消防設備点検

    ■16日(金) 眼科検診

          トークタイム

          5年出前授業(100年前の大口)


  • わかば読書週間スタート 朝読書の様子

    公開日
    2025/05/09
    更新日
    2025/05/09

    校長日記

    今週から「わかば読書週間」が始まりました。朝読書の時間は、校内はしんと静まり、子どもたちは思い思いの本の世界に浸っています。

    低学年の教室では、絵本の鮮やかな挿絵に目を輝かせ、高学年の教室では、物語の展開に真剣な表情でページをめくる姿が見られました。

    教室に響くのは、かすかな紙の音だけ。集中して本に向き合い、一日のスタートをしています。

  • 今週の予定

    公開日
    2025/05/07
    更新日
    2025/05/07

    校長日記

    昨日の雨もあがり、気持ちのよい天気になりました。ゴールデンウィーク後半も終わり、学校生活が始まりました。子どもたちは元気に登校しています。

    今週の本校の教育活動をお知らせします。

    ■5日(月) こどもの日

    ■6日(火) 振替休日

    ■7日(水) 内科検診 バス下校開始

    ■8日(木) わかば読書週間(~23日)

          起震車体験(5・6年生)

    ■9日(土) 内科検診(3・4年生)

       

  • ふるさとの歴史に触れる学び

    公開日
    2025/05/02
    更新日
    2025/05/02

    校長日記

     5年生の子どもたちを対象に、大口町歴史民俗資料館より学芸員の先生にお越しいただき、ふるさと大口の歴史についての出前授業を行っていただきました。授業では、私たちの郷土に深くゆかりのある「堀尾金助」さんと、母の愛と悲しみが伝わる「裁断橋物語」について、詳しく、そして分かりやすくお話しいただきました。子どもたちは、初めて聞く郷土の物語に興味津々で、真剣な眼差しで聞き入っていました。
     本校では、子どもたちが自分たちの住むふるさと大口を知り、愛着を持つ心を育むことを大切にしています。今回のような歴史民俗資料館との連携を大変重視しており、可能な限り、「本物」に触れる学びの機会を設けるように努めています。地域の専門家の方から直接お話を伺うことは、子どもたちの知的好奇心を刺激し、学びをより深く、豊かなものにしてくれます。